介護福祉科
介護の知識と技術を学びます。
現場実習やボランティア、レクリエーション活動を通して、数多くの介護体験ができるカリキュラムを組んでいます。校内で身につけた知識や技術を実際の現場で生かしながら、仕事のやりがいや難しさをリアルに実感できます。また、できるだけ多くの人と触れ合うことで、自然に相手を思いやる心を育てます。在学中に国家資格である「介護福祉士」の資格取得を目指せるほか、情報系や医療系の資格も取得可能です。
実際の施設で介護福祉士の仕事を実体験。実習先の多彩さもSOCならでは!
介護福祉科では、在学中に3回の施設現場実習を実施します。知識や技術の取得だけではなく、経験を積んで人間性を磨き、自分を向上させる絶好の機会です。それぞれの段階における実習目標が達成できるよう、授業で学んだ専門知識や技術を実際の介護の現場で実践し、介護の意義や介護職の専門性などを学びます。
介護の現場をいつも身近に感じられる、福祉施設「愛 すみよし苑」
本校は、学校法人立では全国ではじめて、国の地域密着型サービス事業の一環として「認知症対応型サービス事業」グループホームとデイサービスの福祉施設を運営しています。
取得目標資格
介護福祉士 (国家試験受験資格) |
介護事務管理士技能検定 (技能検定振興協会) |
救急法 (上級救命講習) |
秘書技能検定 (公益財団法人 実務技能検定協会) |
レクリエーション・インストラクター (日本レクリエーション協会) |
日赤救急法救急員認定 (日本赤十字社) |
福祉住環境コーディネーター (東京商工会議所) |
福祉用具専門相談員 (厚生労働省指定) |
ガイドヘルパー (三重県) |
手話技能検定1~7級 (NPO手話技能検定協会) |
ビジネス点字検定3級 (日本ビジネス点字検定協会) |
介護実習施設一覧
特別養護老人ホーム | 報徳園、伊勢マリンホーム、くすのき園、高田光寿園 鈴鹿グリーンホーム、さくら園、美里ヒルズ、白百合園 |
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介護老人保険施設 | 鈴の丘、アルテハイム鈴鹿、いこいの森 |
障害者支援施設 | 聖マッテヤ心豊苑、エビノ園 |
地域包括支援センター | 鈴鹿市社会福祉協議会、鈴鹿南部地域包括支援センター |
小規模多機能型居宅介護 | 悠久の里、鈴鹿けやき苑、さくらテラス、宝寿の郷 |
認知症対応型共同生活介護 | グループホーム北さんち、愛すみよし苑、太陽の家 宝寿の郷、さつきの里 |
通所介護 | 伊勢マリンホーム、デイサービスセンター うの花、大家族、安全の里 |
訪問介護 | 鈴鹿市社会福祉協議会、ケアステーションたきび、美里ヒルズ、白百合園 |
教育目標
介護福祉科では、介護福祉士(国家資格)としての専門的知識や技術の習得はもちろんのこと、要援護の利用者様やその家族の方々に対して「心の支え」になれるような人材を養成します。そのために必修の介護現場実習以外にもボランティアやレクリエーション活動を積極的に推奨し、コミュニケーションを深め、ニーズ把握力をつけることができるよう体験重視型のカリキュラムを取り入れています。また、きめ細かい就職指導により就職率100%を目標としています。レクインストラクター・日赤救急法救急員等の福祉系資格、ワープロ検定・秘書検定等のビジネス系の資格も学生が自主的に取得できるよう支援しています。これからの福祉社会で即戦力となる人材養成がSOC介護福祉科の教育目標です。
カリキュラム
専門科目 | ||
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人間の尊厳と自立 | 人間関係とコミュニケーション | 社会の理解 |
介護の基本 | コミュニケーション技術 | 生活支援技術 |
介護過程 | 介護総合演習 | 発達と老化の理解 |
認知症の理解 | 障害の理解 | こころとからだのしくみ |
レクリエーション援助技術 | 医療的ケア | 卒業研究 |
ビジネスマナー | 情報技術 | 手話 |
主な授業内容
人間関係と コミュニケーション |
社会福祉援助の意義、ケアマネジメントの方法、専門的な対人援助関係について事例を使って学びます。 |
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介護技術 | 科学的根拠に基づいた技術を習得し、高齢者や障害者の個別性に合わせた介護が提供できるよう学習します。 |
発達と老化の理解 | 高齢者や障害者のもつ障害形態に焦点をあわせて介護に必要な知識・技術を学びます。 |
施設実習 | 講義・演習・校内実習で学んだ理論と技術を実際に活用し、総合的な介護活動を実践するための基礎能力を修得します。 |
Pick Up Curriculum


実習前に概要を理解。実習後、その経験と学びを踏まえてグループワークをします。2年生では総まとめとして、テーマに沿ってグループでアイデアや意見を交わします。
Teacher`s Voice!
介護福祉は介護される方、介護する方の状況に応じて介護、指導を展開していく仕事です。そこには「やさしさ」「思いやり」の心なくしては寄り添った介護にはなりません。SOCでは、学生と教員の距離が近く学校生活の中で寄り添うことの大切さを伝える共に専門知識、技術を身につける教育をしています。
カリキュラム&講師 事例
介護福祉科教科別担当教員 | |||
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介護の基本 | 久志本 宏美
世古口 正臣 磯部 寿子 |
こころとからだのしくみ | 匹田 理江 |
コミュニケーション技術 | 世古口 正臣 | ||
社会の理解 | 南川 久美子 | 障害の理解・認知症の理解 | 関口 広樹 |
生活支援技術 | 下村 昭浩 久志本 宏美 神宮司 道子 |
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発達と老化の理解 | 久志本 宏美 | ||
介護総合演習 | 匹田 理江 | ||
レクリエーション | 匹田 理江 | ||
手話 | 西中 富美子 | ||
介護福祉科授業シラバス | |||
科目名 | 時間数 | ||
授業の種類 | 配当学年・時期 | ||
授業担当者 | 神宮司 道子 | 必修・選択 | |
授業の回数 | |||
授業の目的・ねらい | 人間の尊厳を尊重し、どのような状態であってもその人の自立・自律を尊重し、潜在能力を引き出し、見守ることも含めた適切な介護技術を用いて、安全に援助できる技術や知識について習得できる学習とする。 | ||
授業全体の内容概要 | 各生活行為の意義目的、介護技術の原理原則を講義し、それぞれの生活を支援するのに必要な介護技術の演習を行う。 | ||
授業終了後の達成課題 | 介護の原理原則を理解した上で、安全に援助できる基本的介護技術や知識を評価する。 | ||
単位認定の方法及び基準 | 試験50点 レポート10点 実技テスト40点 |